目次
Podcastを始めるための4つの準備(その3)
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どんな機材とソフトウェアが必要なの?
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どのようなコンテンツをどのようにして録音を行えばよいの?
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録音(編集)の終わった素材をどのようにしてiTunesに更新するの?
- 更新してPodcastから配信されたらどのようにしてマーケティングを行えばよいのですか?
3. 録音(編集)の終わった素材をどのようにしてiTunesに更新するの?
まずは、録音した素材をパソコン上で編集して行きます。
今回はLogic Pro Xで紹介をいたします。
他のDAWでも基本的には同じ操作方法で行います。
まずは、録音した素材を各トラックに並べます。
今回は3つのトラックを並べます。
1つは、メインで収録した音声ファイル
2つめはイントロ部分
3つめはBGMです。

続いては各トラック毎に音の編集を行います。
録音した音をそのままアップロードしても良いのですが、声だけを録音した場合には無音時に「サー」というノイズをなくすために「Gate」というプラグインを使用します。
そして、イコライザー、コンプレッサーを使用して音のバランスを整えます。
コンプレッサーにつきましては、Reasontipsにも紹介をしていますので、是非ご参照ください。 細かい内容がわからなくても大丈夫です!

各チャンネルの編集が終わりましたら、最終のステレオアウト部分にコンプレッサー(マスターコンプレッサー)を使って、各チャンネルに配置した音源のバランスをまとめます。

続いて少し細かくなりますが、音声ファイルの始めの部分を「フェードイン」します。
これにより、録音開始時によく起きる「プツ」って音が出てしまう場合や突然始まるのではなく、自然と聞こえるようにします。
終わりの部分も同じように「フェードアウト」して自然に音が小さくなるようにします。

最後はフェーダーのコントロールとなります。
始めはBGMでスタートしているのですが、イントロが始まったところで少し音量を下げて小さくBGMとして流しています。
そしてメインコンテンツに入る前に少し音量を持ち上げて消します。
この操作を「オートメーション」といい複数の音声ファイルを編集する時に役に立ちます。

こちらはその動画です(音は出ません)
https://youtu.be/lZye7F6EBDw
編集作業が完了しましたら、最後はMP3ファイルにします。
(Podcastへの登録はMP3ファイルでないと認証されませんので、ご注意ください!)
以上で録音した音声ファイルの編集をしてMP3ファイルにするまでの作業となります。
続いて出力したMP3ファイルをiTunesへアップロードの手順になります
今回はSoundCloudを使用して解説して行きます。
(Wordpressからの投稿方法は別途ご紹介します)
登録がまだの方は下記の画像をクリックして無料ユーザー登録を行なってください
そして右上にある「Create account」もしくは「Sign up for free」をクリックすると登録画面に移ります
登録方法は3種類あります。
- Facebookの登録情報を使用する
- Googleの登録情報を使用する
- E-Mailアドレスで登録をする
どれでも同じようにアカウントを作成することができ、アップロードしたファイルをシェアをすることができます
登録が完了しましたら、続いてはSoundcloudの設定を行います。
この設定を行わないとPodcastへの配信ができませんので、うまくいかないなどの事がありましたら、お気軽にご相談ください。

上記をクリックして以下が登録してください。(*注意する点は画像です。3000×3000くらいの大きさでないとPodcast側の表示がうまくいかない場合がありましたので、大きめの画像をご用意ください。)
- SoundCloud profile image Updateイメージと同じでこちらは画像サイズが1000×1000〜3000×3000の画像が必要(こちらが確認されないと配信できません。)
- SoundCloud display name, or custom feed title サウンドクラウドで登録したタイトルが表示されます。
- SoundCloud display name (default), or custom author name
- SoundCloud profile description Bioの箇所です。プロフィールです。
- SoundCloud track title 各回に配信する音声ファイルのタイトルです。
- SoundCloud upload date アップロードを行った日です。
- SoundCloud track description 各回に配信する音声ファイルの詳細です。(一言で良いと思います。)
- SoundCloud profile URL (default), or website listed in the 1. Your links section of settings HPなどのリンクを載せることができます
始めはプロフィール「Profile」を選択して自身の情報を入力します
2つめのセクションは右上の「・・・」から「Settings」へ移動します
MP3ファイルをSoundCloudにアップしてみよう
ここまでの情報が入力できましたら、基本情報は終了しました。
最後は録音した音声ファイルをアップロードしてゆきます。
以上すべて入力が完了しましたらiTunesへの登録を行います。
登録を行うと以下のように反映されます。(キャプションした画面が以前のものを使用しているので、現在のページとは異なっていますので、ご了承ください)

Podcastの登録はiTune Connectへログインします
Apple IDを使ってサインインします。
まだお持ちでない方はこちらをご参照いただき、登録を行なってください。

ログインしましたら、左上にある「+」をクリックしてRSS feedを登録します
下記の画像を見ていただくと、2つのPodcastが存在します。
Podcastは一つだけではなく、複数作成する事ができます。

RSS feedをこちらに入力します。
RSS feedはSoundcloud>・・・>Settings>Contentに表示されていますので、コピーして貼り付け、「検証」のボタンを押します。

検証に問題がなければ下記の画面になり、簡単な審査を終えて24時間以内にはPodcast上でダウンロードが出来るようになります。

今後のエピソードの追加方法とまとめ
iTune Connectで登録された後、2回目以降の配信を行う場合には、Soundcloudにmp3ファイルをアップロードするだけで、自動的にPodcast側が読み取り更新を行います。
ですので、Soundcloudへ更新をする場合には各エピソードのBasic Infoを入力してからアップロードされた方がよろしいです。
(一度アップロードしたエピソードを編集したい場合には、編集後iTune Connect側で「フィードの更新」を行う事で修正できます。)

ここまででようやくPodcatを配信までたどり着きました。 しかし、この後のマーケティングについては様々な考え方がありますので、一概には言えません。
数例をあげながらPodcastをどのような立ち位置にもってゆきマーケティングすることで自身の活動について役に立てるのかを解説して行きたいと思います。
声で伝えるという最もシンプルな方法はこれまで文字を読んで情報を手にしていた活動から少しだけ違った視点を受ける事ができます。
ご質問はいつでも受け付けておりますので、どんな些細な事でも結構ですのでお気軽にお問い合わせください。
