楽器は一般的に高額ですが、「格安の楽器とどう違うのでしょうか」という質問から
私はこれまでにいくつもの楽器を購入(経験)しました。シンセサイザーなどの鍵盤楽器(複数台)、クラビノーバ、アップライトピアノ、格安ギター、普通のギターなどなど
まずは初心者用として販売されているエレキギターですが、私は初心者なので先日銀座の山野楽器へ行き、そこで聞いた話をまとめて見ました。

山野楽器は子供の頃から憧れの場所で、他の楽器店と比べると話しかけやすいお店ですね。
20代の頃はここで電子ピアノを購入した経験もあるので、次のギターを購入するのはこのお店と決めています。
- 憧れのアーティストと同じ音を出せる近道
- 使っている材質によって響きが変わる(耐久性も変わる)
- ネック部分のロゴ(ブランド)が自慢
- 音の調整が正確(音痴にならない)
などを挙げていました。
それに比べて安いエレキギターは
- 材質が安価の木を使っている
- チューニングが曖昧
- ブランドロゴを自慢できない
とはいってもアンプにつなげばそれなりの音はします。ましてやエフェクターなどで音を加工してしまえば、高価なギターと比較しても大きな違いを感じませんでした。
近年はGarage BandやiOS, Android用のアプリで本物に近い音を再現してくれるものが多く販売されており、私の自宅での練習ではそれを使っています。
また、VOXという老舗のアンプメーカーから販売されているAmplugシリーズはギタージャックに接続するだけで私の好きなAC30の音を再現してくれます。
始めの一歩をどこに置くかによって楽器購入を決めた方がよいです。
楽器人口を比較してみるとギター人口が圧倒的に多く650万人、ピアノなどの鍵盤楽器は200万人となります。
日本はヤマハ音楽教室や島村楽器音楽教室などの音楽教室が併設している楽器店は手軽に始められそうなイメージがありますが、意外と初期投資がかかります。


そして当然かなと思いますが、先生(講師)は良い楽器(比較的高い製品)を勧めます。
理由は良い(高価)楽器には、よい音色が出ると知っているからです。
私も電子ピアノでクラシックを習っていた時は教室のアップライトピアノの音に感動したことを覚えています。
その後、中古のアップライトピアノを購入するのですが、住宅事情もあり、なかなか教室のようにいつでも音が出せる訳ではなかったので、次第に練習の回数も減ってきました。。
今の家では場所の確保が難しいためピアノは置けない代わりに、ギターを練習しています。
しかし、家族を持っていると子供との時間が休みの間は多く占められているのでなかなか練習する時間が取れません。
しかも音楽教室に通うなんて子供が通うなら妻も納得ですが、私となると「まだ先にして欲しい(その時間を子供との時間に使って欲しい)」となり、更に難しくなります。
ですので、始めに楽器を購入する際の基準は次のように決めても良いかもしれません
音が出せる環境であればギターの場合
- 1万円入門セットではなく、単体で購入をしてゆく
ギターは2万円くらいから5万円くらいを目安に複数の店舗で確認する
アンプは50W程度の定番を揃える
理由は2万円を超えるギターは調整がしっかりとしており、大きな音を出した時のチューニングもしっかり合う。
50Wのアンプであればそこそこの音量で出力することができるので、演奏をしていて気持ちがよいので、たくさん練習したくなる
音が出せない環境であればギターの場合
- 1万円以下のギター、もしくは中古のギターをさがして購入する
- アンプは購入しないで、VOX AC30 Amplugシリーズでヘッドホンで練習する
その他にもiRig2などを使ってiPhone, iPodTouch, iPadなどのデバイスを利用してアンプシュミレーションを使ってヘッドホンで練習をします。
音が出せる環境の人でもGarageBandのようなアプリがあると、ドラムマシーンやベースなどのフレーズをききながら練習ができるので、いざバンドなどで練習するときもすぐについてゆけるからです。
最近練習回数が減ってきているので、時間を見つけて練習します!!
最近の練習曲は森山直太朗さんの「桜」です! アコースティックギターの曲ですが、初心者用に向いている曲なので、弾き語りを目指して練習、練習!!