目次
Reason Introでも重宝するインストゥルメントたち
Reason Essential(Lite)10 やReason Intro 10 は限定版になりますが、かなり強力なインストゥルメントが利用できるバージョンです!


いや、音質ではなくて機能が限定されるんだ。といってもそれでも曲は作れるからね!ちょっと見てみよう!
DTMの詳しいことが随時更新されている藤本健さんのDTMステーションにもReason9についての記事が書かれていました。
http://www.dtmstation.com/archives/51983526.html
Reason Essential (Intro)で利用できるインストゥルメント
Reasonには10種類(4種類)のインストゥルメント、
3種類のサンプラーとドラムキット及びルーパーを組み合わせて作曲してゆきます。
(カッコ内はReason Essential)
Reason10になってから6種類ものインストゥルメントが追加されました
今回はReason Essential(Intro)で利用できるインストゥルメント(ID8)とサンプラー(NN-XT Advanced Sampler)を紹介します
Reasonの比較表はこちらのPDFを参照↓
サンプラーはDTMにとっては必需品
サンプラーですが、NN-XT Advanced SamplerとLive Sampling Editor、NN19 Samplerの3種類です。
Live Sampling EditorはNN-XT Advanced Samplerのサンプルを編集できる機能なので、サンプラーは2つになります。
NN19 Samplerは、NN-XT Advanced Samplerは同系統のサンプルを使っているのか、
音質については変わった感じがありません
NN-19は初代Reasonから搭載されていたサンプラーなので、こちらを使って制作していた人ように残されています。
なので、サンプラーはNN-XT Advanced Samplerを使えるようになれればOKですね。
- NN19 サンプラー
- NN-XTアドバンスドサンプラー
ID8 インストゥルメント デバイス としてカテゴリーされていますが、実はサンプラーでもあるのです。
なので、今回はID8 インストゥルメント デバイスとNN-XT Advanced samplerの音を比べてみました。
ID8

ID8はクセのない音でマニュアルにも次のように記載されています。
シンセモジュールで、完成されたアレンジの作成に最適です。内蔵サウンドはREASON デバイスやReFillsから厳選されており、最高のオーディオクオリティーを約束します。
引用元;Reason Manual P.538から
楽曲を編集前の段階でそれぞれの音を正確に鳴らしたい(確認)時には良いインストゥルメントですね。
MIDIデータをインポートした時に始めにアサインされるインストゥルメントなので、
GM音源を鳴らすためかなと思っていましたが、いい音色です。
GMとは何かというと、General MIDIという規格でMIDIの初期時代にどの音源(YAMAHA、ROLAND、KORG等)で鳴らしても同じ楽器でなるように規格された音色です。
(コントロール・チェンジ信号も含みます。)
Wikipedia:General MIDI
ピアノMIDIデータをお借りして、Grand PianoをID-8とNN-19、NN-XT Advanced Samplerの聴き比べをしました。
1つ目は NN-XT A Grand Piano
2つ目は NN-XT B GrandPiano 1.0
3つ目は ID8 Grand Piano
どれも良い音です!
1つ目は少し曇った感じに聞こえますが、上品な感じがします。(抑え目という意味で)
2つ目はかなりダイナミックに聞こえてくるので、上蓋(大屋根)が外された感じの音ですね。
最後のID8は上記2つの中間の音に聞こえます。
ピアノ音源だけを聞いてみてもReasonの音へのこだわりが分かります!
Reason 10フルバージョンではRasical Pianoが新しく追加されているので、よりピアノサウンドを楽しむことが出来ますね
Podcast: Play in new window | Download
限定版って何が違うのかなぁ、音質にも関係あるんですか?