KONG ドラムデザイナーはダンスミュージックのドラムマシーンの多くのサウンドを備えている
Kongドラムデザイナーはダンスミュージックを作るアーティストにとって知られているAKAI MPCシリーズをPC上で操作できるようにインストゥルメントです。
縦に4つ、横に4つ合計16つのパッド(叩く箇所)定番となっており、Kongも16つのパッドを用意しています。
パッドはオンスクリーンピアノキーでオクターブ「C1」に設定すると以下の並び順でパッドを叩くことができます
最近はKorg社からNanopad2のような小型MIDIキーボードが販売されているのでこちらでも良いのですが、
MacやPCのキーボードで打ち込めるというのは、慣れると便利ですよ。
A=1、W=2、S=3、E=4、D=5 F=6、T=7、G=8、Y=9、H=10
U=11、J=12、K=13、O=14、L=15、P=16
ドラムキットのパッチは、ブラウザを使ってパッチを開けます
ブラウザを開くには ” 編集 ” メニューまたはデバイスコンテクストメニューから ”ドラムパッチを選択 ”
を選択するか、デバイスパネルのパッチセクションにあるフォルダーボタンをクリックします。
一度パッチを選択すると、パッチ名ディスプレイのとなりにある矢印ボタンを使って
同じフォルダー内にある他のパッチを順番に選択できます。
デバイスパネルのパッチ名ディスプレイをクリック&ホールドするとポップアップメニュー
が現れ、現在パッチブラウザで開いているフォルダーの Kong キットパッチがすべてリスト表示されます。
これにより、順番に選択する必要なく、素早く他のパッチに切り替えることができます。
ファイルフォーマットもかなり柔軟で
Windows
.wav, .aif, .mp3, .aac, .m4a , .wma.
Mac OSX
.wav, .aiff, .3g2, .3gp, .mp1, .mp2,
.mp3, .mpeg, .mpa, .snd, .au, .sd2,
.ac3, .aac, .adts, .amr, .caf, .m4a
.m4r, .mp4.
SoundFontとREXファイルも読み込めるようですが、昔から音楽制作をしている人が
使うものでこれから新しく作ろうと思う私にはあまり使う機会の少ないファイル形式です。
しかし、これらたくさんのファイルフォーマットが読み込めるのはいいですね〜
ハードウェアは作ったパターンを読み込むのに時間がかかったりもしていましたが(今はそんな
ことないのでしょうが)、KongのようなPCベースのアプリケーションは何台も
追加することができますし、保存も呼び出しも簡単ですね!
今回使用した画像、文章の一部を
和文取扱説明書から引用しました。
各国のマニュアルはこちらです。
まとめ
Kongドラムデザイナーはドラムマシーンをリモデルしたサウンドモジュールですが、Reasonは他のデバイスとパッチのように接続できるので、キーボードがわりになったり、エフェクトをルーティングさせて歪みを加えたキックやスネアサウンドなど組み合わせができるのが、専用デバイスとしての魅力でもありますね。