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音響機材を試せるお店(東京・大阪)
2017年10月8日に配信したPodcast「自己紹介が人生を10倍楽しくなる!」の第16回 仕事について考えるという内容にあったプロの機材を試して聴けるところを東京・大阪の楽器店などをご紹介します。
試聴する際の準備
店舗に訪れる目的は様々ですが、今回は声を録音するための機材を中心にお伝えしてゆきます。
試聴製品
・マイクプリアンプ
・コンプレッサー
・マイクロフォン
マイクプリアンプ
接続したマイクの性能に加えてマイクプリが持つ特性を活かして、より音の明瞭感をあたえてくれる機材
コンプレッサー
音のダイナミックレンジ(小さい音、大きい音)を均一になるように小さい音は持ち上げて、大きい音は抑える機材
コンプレッサーを通すと音が締まるように聞こえます。
マイクロフォン
マイクの解説はこちらにて詳しく説明をしておりますので、ご参照ください。
持ってゆく機材(すでに持っている場合)
・マイクロフォン
・ヘッドフォン
・録音したオーディオ
・iPhoneやAndroid、MP3プレイヤー
・オーディオ・インターフェイス
マイクロフォン
既にマイクを持っている場合には、マイクプリとの相性を確認するためにマイクを持ってゆきましょう。ケーブルは店舗に置いてあることが多いので持ち込まなくても良いですが、念のために準備しておきましょう。
ヘッドフォン
そして普段使用しているヘッドフォンは持ってゆきましょう。
店舗ではスタジオ・クオリティのモニタースピーカーが設置されていますので、そちらでモニタリングしますが、最終的に自分の環境を店舗に持ち込むのはやはりヘッドフォンになります。
ですので、最終決定をするのはヘッドフォンで決めるようにしましょう。
録音したオーディオ、iPhoneやAndroid、MP3プレイヤー
MP3プレイヤーを持っていく理由は自分が録音した素材を持ってゆくためです。
その時はなるべく音質の良いフォーマットでiPhoneやスマートフォンに入れて持っていくと良いです。
USBストレージは店舗によってはセキュリティ面からもあまり受け入れてもらえない可能性がありますので、事前に確認をしておいた方がよいでしょう。
オーディオ・インターフェイス
自分のオーディオ・インターフェイスをお持ちの場合には店舗にその製品がなければ、持ち込んでください。
マイクプリやコンプなどを店舗で視聴しても自宅に戻って自分のオーディオ・インターフェイスを通した時と音が違ってしまっては意味がないので、事前確認をしておきましょう。
専用のドライバーが必要なオーディオ・インターフェイスを持っている場合には難しいかも知れませんが、ほとんどの店舗にはMacが常設されていますので、Audio Unitに対応している製品(主にUSB接続)でしたら、接続するだけで認識しますので、店舗の負担にはなりません。

東京は店舗数が多く比較しやすい
Rock On Company
東京には渋谷近辺、秋葉原(神田)近辺に楽器店が集中しています。
まずは渋谷近辺で音響機器が試せる場所を紹介します。
Rock On Company
渋谷のNHK付近に店舗を持つRock On Companyは創業してから30年近く経つお店になります。
品揃えは豊富でグループ会社が輸入代理店などを務めることもあり、海外から良質な音響機材を紹介しています。
同店舗にはリファレンススタジオも常設されており、いつでも音を比較することができます。
リファレンススタジオは予約をしてから来社したほうがよいですね。時間を使わないと音の良さを理解できないのでね。
スタッフは製品知識も豊富である程度予算を伝えると色々と商品を紹介してくれますね。


イケベ楽器 PowerRec店
元々は楽器屋さんから始まったイケベ楽器店ですが、店舗毎に特色を持ち、演奏家のためのレコーディング機材をというコンセプトの専門店です。
イケベ楽器 PowerRec店:http://www.ikebe-gakki.com/realshop/powerrec/
店内は所狭しと機材が置かれていますが、マイクの種類や簡易モニターシステムなどを常設しているので、こちらもレコーディング機材にはオリジナルに富んだ品揃えをしています。
モニタースピーカーが壁一面に並んでいるので、良し悪しは別にして多くのメーカーが期待している店舗と言えます。
宮地楽器 神田店
宮地楽器 神田店は創業100年を超える老舗楽器店です。
宮地楽器:http://miyaji.co.jp
その中でも宮地プロフェッショナル事業部という部門が店舗内にあり、最新の機材を試すことができます。
また、同店舗にはRock oN Companyでも紹介した輸入事業部があり、数多くのハイクオリティのマイクを取り扱っております。
そのほかにもユニークな品揃えをしておりますし、秋葉原(神田)という立地なので千葉、埼玉の人たちにとって訪れやすい場所でもあります。
老舗楽器店の余裕なのか、店舗はゆったりとした感じで落ち着きますよ。

大阪は専門店がなく楽器店の一部で試聴可能
mikigakki djs+
東の宮地楽器、西の三木楽器と言われるように、三木楽器も90年近く大阪を拠点として楽器店販売を行っています。
mikigakki djs+: https://www.miki.co.jp/shop/#shop-djs
以前はToolsというプロフェッショナル音響機器専門店を構えていましたが、店舗経営は難しく現在はmikigakki djs+という楽器店の中の一部を借りてマイクなどを試すことができます。

ワタナベ楽器店 京都デジタル館
ワタナベ楽器は創業40年を越すこちらも京都を中心とする楽器店です。
ワタナベ楽器 京都デジタル館:http://www.watanabe-mi.com/digikan/
ワタナベ楽器も三木楽器も店舗してはプロフェッショナル機材の取り扱いが少ないですが、各種施設やスタジオなどの施工を請け負っているので、専門的な知識を持っている人が大勢います。
しかし、残念なことに店舗のスタッフというわけではなく、バックオフィス(営業)の方が中心になるのですが、京都デジタル館はそんな中でもマイクや各種機材を取り揃えている店舗になります。

まとめ
今回は機材を試せるお店を中心にご紹介してきました。
楽器店と関連が高い音響機器ですが、最近では家電量販店にも一部にも置かれているのをみますが、試聴が難しそうなので、やはり楽器店で試すというのが、一番だと思います。
マイクやマイクプリアンプ、コンプレッサーは数え切れないほど各メーカーが技術を競い合って高いクオリティの製品を販売しています。
その中の1つでも気に入れば口コミなどに頼らず、自分の耳に一番フィットしたものを購入してください。
ご質問はいつでも受け付けておりますので、どんな些細な事でも結構ですのでお気軽にお問い合わせください。
