第14回 自分史について考えてみる(後編)
自分史は自分自身の整理整頓をします。
整理整頓の方法は10年単位で区切ってもいいですし,学生時代、社会人時代(5年単位)でまとめてもいいですので、Wikipediaなどで年代を検索するとその年に起きた出来事が書かれていますので、当時を思い出すきっかけになります。
そして私もそうですが特別な人生ではなく、何もない時間もたくさんあります。
その時の気持ちを書くのは難しいですので、節目の出来事を思い出してみるのがいいでしょう。
いくつかのキーワードがあります。
- 怪我
- 病気(家族も含めて)
- お金の問題
- 家族間の問題
- 受験
- 友人関係
- 教育関係
- 仕事関係
自分史は共有したい出来事をまとめるものになりますので、隠しておきたいことも一度書き出してみると自分の中のモヤモヤも出てくるかもですね。
まずは時系列に書き出しをしてみるといいですね。
もしかして共感をもってもらえるかも
とあることで、共感を持ってもらえる場合もあります。
例えば、時期は違っていても同じ街に留学していたなら、そのことで「グッと」親近感が持てますね。
最近の私の出来事ですが、15年ほど前にNew York Cityにレコーディングエンジニアの仕事をしたいと思い渡米しましたが、最近あった人も同じようにNew York Cityに音楽の勉強をしにいったという方に出会いました。
New YorkはBostonにも近くJazzのメッカとして有名な街で音楽を学ぶ人が多い街ですが、同じ場所に留学をしていたことを知ると、ぐっと相手との距離を縮めることができます。
面白い内容を探す必要はないが辛い体験は語ってもよいのかと
面白い内容は自分史にはいらないです。
注目を集めるために自分史は行わなくても大丈夫です。
ただ、お笑い芸人などは自分史をよく使ってネタを作ります。
それもお笑いのために
どのように使うかというと、A.Kさんなどは離婚話を使い、B.Tさんなどは出版社に集団で殴り込みに行った時などの話をして笑いを取ります。
それは仕事として使う自分史でこれはOKです。
ただ、相手を面白くさせる仕事なので、そのようにしているだけですので、、
私たちは逆に辛い体験も語って良いのではないかと考えております。
それは共感をもたらすからです。
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