Reasonの初期から入っているSUBTRACTORポリフォニックシンセサイザー
シンセサイザーの基本の多くが詰まっているインストゥルメントを理解することで、音作りがより一層楽しくなりそうなシンセサイザーです。
SUBTRACTORには以下の機能があります。
- 最大 99 ポリフォニック(同時発音)パッチ毎にポリフォニック数を設定可能
- 高機能フィルターを 2 基搭載マルチモードフィルターともう一方のフィルターを組み合わせることで、複雑なフィルタリングを行うことができる– 32種類の波形を内蔵した2基のオシレーター
- フリケンシー モジュレーション(FM)機能
- フェーズオフセット モジュレーション様々な波形のバリエーションを生み出す、Subtractor のユニークな特徴の1つ
- 2基搭載されたLFO(Low Frequency Oscillator)
- 3基搭載されたエンベロープジェネレーター
- べロシティコントロール機能
- 広範囲に渡る CV/Gateモジュレーション
Reasonの面白いところは自分で音作りができること。
あらかじめに用意された音源でラフに曲作りをしたあとに上記のパラメーターを動かして自分なりのスパイスをつくる
それにユーティリティーにあるパターンシーケンスやアルペジエーターを加えることで、面白いメロディも加えることができます。
往年のアナログシンセサイザーのような減算合成方式を採用した、アナログタイプのポリフォニックシンセサイザーです。
減算方式とは、倍音を含んだ原音から任意の倍音成分を引くことで新たな音色を作り出す音響合成の方式である。
近年にみるアナログシンセサイザーの復刻について
近年はアナログシンセが各社で復刻版やレプリカモデルが販売されています。
デジタル疲れしたアーティストたちが戻ってくるのが、アナログの強みですね。
シンセサイザーの歴史はアナログからデジタルへ革新的に進歩した楽器ですね。
音色の豊富さ、内臓エフェクトの多種多様な組み合わせ、それによって数千万円するスタインウェイのグランドピアノに近い音色を出すことや、往年のビンデージシンセの音色まで含めたモデルは手に入らない製品の音色を再現したりとかシンセサイザーは楽器の中では異色です。
パソコンの性能があがると共に多くの音色はシンセサイザーのハードウェアからパソコンのソフトウェアへと移行してきました。
その中でReasonはパソコンで音作りができるソフトウェアとして財産を多くの残してきています。
その中でも多くの作品で使われているこのSUBTRACTORは手に入るビンデージモデルとしてこれからも使われ続けるでしょう!
Subtractorの基本
FilterとEnvelopeの解説
LFOとModulationの解説