テレビやメディアでは書かれない政治の基礎知識をいっきに身につける本―理解できる日本の仕組み

小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける―これだけは知っておきたい70のポイント

小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける―これだけは知っておきたい70のポイント勉強をしてこなかった私にとっての再入門書

ニュースや報道などで書かれている内容を理解するのには学校で習った社会科の教科書で習った基礎を思い出す必要があります。というかあらためて著書を読んで、知っていた内容がたくさんあったが実際に言葉として伝えられるかというと全然そんなことわありませんでした。

なぜこの本を手に取ったかというと、政治家になりたいと言うわけではなく分からない分からないことをわからないままにしたくなく、かといってひとつのトピックに例えば憲法などと言うひとつの政治について深堀りをするのではなく、三権分立についての確認であったり国会、内閣はどのような役割を果たしているのかを理解したかったからです。

内閣の役割が頭で理解できました

小学校の教科書には次のように書かれています。


内閣の働き

国会で決めた予算を使って、実際に国民の暮らしを支える仕事をしているのが内閣です。

内閣のもとには、様々な府、省、庁が置かれ、仕事を分担して進めます。


これまでに政権が変わることに新しい国務大臣が任命されていますが、例えば一億総活躍担当大臣という職は一体どういうものなのか理解していませんでした。

ある番組で防衛省や環境省、国土交通省などの省を持たない大臣が何人かいることを知りました。特に沖縄復興大臣や地方創生大臣などテレビや新聞などで騒がれている内容を隠すための大臣なのであって実際には何の権力(部下)、発言権もない役職だけの大臣もいると知りました。それを知ると本当に一部の人のために政治があるようです。

そういった経緯から改めて政治について理解が深まりました。

本には学校の教科書に書かれている内容を表側とし,裏の内容も合わせて説明してくれてます。

政治は「国民が政治について考えずにすむ世の中にすること」が最終的な目標であると言う。

もしそのようなことを多くの政治家が考えているとするならもっと良くなっていくと思う。

一票の格差はあったほうがよいという考えも納得できる

一票の格差は度々ニュースなどで取り上げられるが、著者はあったほうがいいと書かれている。同じ一票でもお金をたくさん持っている人と持っていない人では、持っている方の意見が強くなる。それは市民社会は欲望の社会とも言えて、「欲」を満たしてくれる人に票が集まる仕組みになっています。 その結果、欲を満たしやすいお金を持っている人に混じりたいと思う人が多いと言うことでした。

北朝鮮やロシアなどの国では投票率が99%誇ることを考えると政治に不満がある、もしくは生活に不満がある人が多い国ほど投票率が高くなる背景を知ると、40%の投票率の場合、6割の人は今の現状で良しとしているとも理解できます。

ニュースなどではこのような言い方では報じられずに「選挙に行きましょう」としか言わないのは、「行かない人は賛成ですね」と言っているのと同じになると言うことですね。

普段はあまり触れることの少ない政治ですが、基礎を知ることによって安心できる部分もありました。