エフェクトは音にスパイス(調味料)をかける魔法のツールです
エフェクターとは「何らかの効果を与える」ものです。
まずは何もエフェクトをかけていないPADの音です。
私はダンスミュージック、特に90年代のハウスミュージックが
大好きで今でもよく聞いています。
その楽曲でよく使われているいたのが、PADの音です。
ハウスミュージックを知らない方はこちらの曲が私がクラブミュージックのDJをしていた中で今でもかけたい1曲です。
Frankie Knuckles(フランキーナックルズ)は私が20代前半の頃に最も影響を受けたアーティストでクラブミュージックというジャンルを作り上げたダンスミュージックの母として多くの人に親しまれていました。
惜しくも2014年3月31日にこの世を去りましたが、彼の作品は今でもこのような形で残っています。
40代になってダンスミュージックを聴く習慣も少なくなりましたが、子供と妻が寝静まった夜に自宅のリビングでYoutubeチャンネルからこの頃の音楽が流れると時間を忘れて聴いてしまいますね(お酒も入りますけどね(笑))
こちらはAlligatorというフィルターのエフェクターを使ってPADの音に変化加えてみました。
フィルターとは音を「通す」か「通さない」という単純な回路を持つ
エフェクターですが、非常に利用方法が多彩で色々な音作りに役立ちます。
今回のフィルターは一つのフィルターを連続的にON/OFFを繰り返す
一番使われやすい回路です。
最後にAlligatorにDelayを加えてみました。
ディレイはエコーにも似ていますが、こちらのDDL-1はシンプルな
設計なので、テンポに同期してフィードバック量を設定すれば効果的
なディレイが再生されます。
ディレイのアルゴリズムの演算処理が複雑で音質のよいディレイがなかなか開発されませんでしたが、近年のプラグインを見る限りはかなり質の高く綺麗な音質になっていますね!